chizukablog

   千鶴伽の最新スケジュールやお知らせ、ライブ・ツアーのレポート写真もアップします!

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

福祉大使という仕事

10月19日に、千葉県野田市で、老人会のイベントに出演する。

福岡市に本社がある、アミューズメント企業が経営する、千葉県野田市のパチンコ店の福祉大使として、『なつかしい歌と旅話』をお届けする、約一時間のコンサートだ。

2002年から、この会社の福祉大使として、「おじいちゃんおばあちゃんコンサート」を九州各地の老人施設において開催させていただいてきた。第九回目となる今回は、初の関東地区千葉県野田市での開催で、2年程前から地域住民の方々による野田店舗へのご要望があり、この度、七光台地区社会福祉協議会が主催される高齢者の方々のためのイベント出演という形で実現する事に。

ライブでも歌わせていただいているのだが、この会社の経営するパチンコ店とインターネットカフェのチェーン店のイメージソングを作詞作曲させていただいたご縁から、(→コマーシャルCDとしてCD化。現在、この2曲はカラオケDAMに入っている)当企業の目指す目指す地元地域への利益還元、社会貢献活動の一環として、高齢者、特に、施設へ入所なさっている方々へのコンサートを、年に2回(一回に2施設でのコンサート)継続して開催させていただいてきた。


音楽活動と平行して行っている、この種の老人施設コンサートにおいては、、、、
感性を揺さぶる歌の力を再認識することが多い。

例えば、自分のお名前やご家族の事さえ忘れてしまった方々が、『月の砂漠』の歌詞を覚えておられる、コンサート中に何か思い出されてか?、泣いたり、大声で漢詩のようなものを諳んじ始めたりされる、など。

また、以前書いたように???
施設間の格差は予想外に大きく、ハード面は勿論、特にそこでの生活の質においてはもっと大きい。多分、そこに関わるスタッフの考え方によることが大きいからだと思う。

一見高級マンションのような老人施設では、毎週様々なイベントが開催される一方、ピカピカとはいえない施設では、そんな経費があるのなら手すり一本でも増設したい、というのが本音のようで。人手不足なのか?そういう施設では、コンサートの開催自体もスタッフには決して喜ばれていない感も見受けられる。また、感性が刺激される機会が少ないと、感覚も鈍ってしまうのか?コンサート中の皆さんの反応にも、大きな違いがある。なんというか、、、目がとろんとしていて、色々、やっぱり『鈍ってしまっている』。

声にならない現状、見落とされがちな社会問題なのかもしれないなと、、、、
仕事で、または、たまには仕事ではなくて(笑)関わるこの種のコンサートでは、色々考えさせられています。

もともと、バンドで上京し、3年目、そのバンドを解散して本当に一人になったとき、レコード会社や音楽事務所に頼らず、自営でやっていけないかなあ?自分にしか出来ない仕事ってなんだろうなあ?と、、、、「よりたくさんお人を喜ばせる、君だけの方法を考えなさい」との、某大企業のCEOの方から頂いた助言を機に悩んだ結果、『★★★企業の福祉大使』という仕事を思いつき、企業へ企画として持ち込んだ、、、、、というのが、ことの始まりでした。


もう初めて10年近くになるのですが、、、、
当初、予算ももらわず、音響会社の知り合いや、仲良しのミュージシャンに格安のギャラ(とも呼べないくらい)で協力を頼み込み、手当たり次第に新聞社などに電話、資料の発送、または編集部に押しかけて、『地元企業による地域への利益還元』、『音楽の力』『施設間の格差』などなど、喋り捲ってました。押しかけてまるで相手にされないような事は、幸い無かったのですが、電話で断られる事もあったり、逆に、顔写真付きで大きく取り上げてもらう事もありました。

私が「与作」を歌ったときに、あるおじいさんが、「ヘイへイホ~!」と叫びながら椅子から立ち上がって手拍子を始めた時、周囲を取り囲んでいたスタッフの方々が急にそのおじいさんの元へ集まり始めて、、、どうしたのかなと思ったら、その方は、何年も動いていない、しゃべっていない、という痴呆症の方だったらしく、、、、。

それとか、コンサート中に、私と一緒に歌っている人に、隣の人が「うるさい!」といったために、けりあいの喧嘩が始まった事もあったり。

時間と体力に余裕があるときは、本当に寝たきりの方が「入院?」なさっている部屋を回ったりする事があります。たいていの老人施設コンサートスケジュールは、朝8時に現場に入り、10時から本番、終わり次第、すぐに着替えて撤収して、午後の本番に向かう、という、全く隙間の無い一日がほとんどなので、なかなか実現できないのですが、一部屋で、例えば3曲やるとして、5部屋回る40~50分になる。ギターや、ピアニカで、ナガシの状態で。ベットで起き上がって聞いてくれている人もあれば、目をつぶって寝たまま、反応といえば指先がちょっとだけ、とか、目元がちょっとだけ動いている程度。やってるほうとしては、ただただ、心に届きますように~と、祈るような気持ちで、本当に必死になって歌う、、、わけです。そういえば、函館の公設の、(今は経て変わった)本当に古くて小さな施設で、6条無いくらいの和室に4人生活のお部屋があり、その部屋の真ん中においてあったコタツに私とミュージシャンと、皆さんで座って、3曲のナガシをやったことがありました。
「蘇州夜曲」を歌ったら、『君がさっき歌ったのは、「蘇州の夜」だぞ!』と、終演後、車椅子のおじいさんに怒られたりしたことも。(→勿論、私が歌ったのは、「蘇州夜曲」ですよ!)
皆さん、ストレートなので、興味が無い!って感じのときは、私の目の前にいらっしゃったとしても、「おれはひばりの歌は嫌いだ!」と叫んで、その場を立ち去ったり、そういうこともあります。


楽しいですよ。本当に。
予期せぬ、嬉しいハプニングのあるコンサート、なんです、老人施設のコンサートって。


きれいごとのように聞こえるかもしれないけれど、
HPにあがっている『亡き母との再会』に書いてあるような経験で、『大人になって、早く歌手になって、老人施設に歌を歌いに行って、そしたら、世の中に恩返しが出来るかもしれない』と、、、
交通事故と『両足切断』とまで一時言われてた母が、たくさんの輸血で一命をとりとめた!と聞かされたときに思ってしまって、それからは、早く早く歌手にならなきゃ、見たいな変な焦りがあったりしたのでした。

今は、この仕事、仕事じゃなくてもいいんですがね、笑、、、
ずっと続けて行きたいなと思っています。

とりとめの無い文章にまたなってしまった。
すみませーん。
スポンサーサイト

コメント

連絡ありがとうございます。

11月は残念ですが、次の機会を楽しみに待つことにします~。

きれいな鶴の写真と、
書かれていた文字を見て、こう思いました。


先日の福岡、黒崎のライブ とっても楽しかったです。
また、来年も行きたいナ・・・と思いつつ
今年同様に都合のよいシフトになるように
今から祈祷をしておきましょう!!


PS
これからの気候の変化で風邪等ひかれませんように、
健康に気をつけて頑張ってくださいね。

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

 | HOME | 

Calendar

« | 2017-06 | »
S M T W T F S
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -

Monthly

Categories

Recent Entries

Recent Comments

Appendix

千鶴伽

千鶴伽

千鶴伽倶楽部へようこそ!

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。